クリーンルームとクリーンブース
クリーンブース内での圧力のかけ方
クリーンブースも従来のものと比べると今の時代、強度も優れ外観も美しいものがつくられるようになってきています。
クリーンブースは独自にアルミのフレームが採用されており、軽量化されています。
組み立てや分解が簡易であり、不要となった場合にもコンパクトに収納することができます。
またブース内を適度に陽圧(圧力)にしながら部屋の中のクリーン度をあげていきます。
ブース内の圧力は【穴があいている部分】と【穴があいていない部分】の比率(開口率)を計算することで調整していきます。
また、よく行われるやり方としては、ブース下部から吸引することで中のクリーン度を調整していきます。
しかし、自然排気でもクリーン度をあげることが可能ともいわれています。
今の時代、移動や組み立てが簡易なクリーンブースを研究で使う施設も増えてきています。
ネットでは、さまざまな公式サイトが掲示されていますので比較検討し、自施設に見合ったクリーンブースの機種選定をおすすめします。
一般的なブースにかかる価格の相場は、7万円程度から掲示されており高いものでは20万円を超えるものまであります。
クリーンブースの機能について
クリーンブースは、安い価格で簡単に清浄な空間を作る装置です。
一般的には、アルミ製の骨組みの周囲をビニールで囲って、上部よりクリーンな空気を供給します。
アルミフレームの組み立ては、特殊なボルトを使って連結します。
そして、連結後に、補強に必要となる補給金具を入れます。
高さがあるものや特殊なケースでは、鋼製角パイプに塗装した枠組みを使います。
クリーンブースの多くは、帯電防止ビニールで囲みますが、ステンレスで製作することも可能です。
クリーンブースの天井は、サンドイッチパネルを使い、フレームの溝に差し込みます。
グリーンブースには、様々な機能があります。
シンプルな機能なので、すぐに覚えることができます。
オプションでインバーターを付けることで、風量の調節もできます。
クリーンブースの出入り口は、両開きか片方が開くタイプのカーテンを使いますが、あまり出し入れをしないケースでは、カーテン以外のものも選択することができます。
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2022/4/21 更新